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本、ほん、ホンって一口に言ってもその種類は様々。単行本、文庫本、エッセイ、雑誌まで
気に入ったものはどんどんUPしていきます。要は自己満足。な訳だー。

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わかりあえない理由(わけ)
デボラ・タネン著

男と女の会話スタイルの違いを基に、異性間でのコミュニケーションのとり方を導いてくれる。欧米ではミリオンセラーとなった。男女間の会話は、「異文化コミュニケーションだ」と主張する筆者の論に納得。とても読みやすく分かりやすい。「話を聞かない男、地図を読めない女」とあわせて読むと更に面白かったりする。

裏松本紳助
松本人志×島田紳助

おなじみ深夜番組「松本紳助」から発信された単行本。様々なテーマで、まっちゃんと紳助の独特の視点からあらゆる方向に切りきざんでいく本。一気に読める。

アッシュベイビー
金原ひとみ著

第130回芥川賞受賞「蛇にピアス」で独特の世界観を世におくりだした金原の第二作目。痛い、苦しい、それを誰かに気づいて欲しい、っていう究極の自己中な主人公の苦悩に、共感を覚えた。表題のとおり、人間はみな「ash」な「baby」なのね。

少年A全記録
草薙厚子

1998年に起こった神戸児童連続殺傷事件の被疑者「少年A」の七年間に及ぶ贖罪・矯正教育を追ったリポート。性的サディズムというハンディを背負った少年Aを、全力でサポートして教育していく院内教官達の努力と信念には脱帽だった。他、心理学的側面からのアプローチ多々あり。

DAYS JAPAN
広河隆一責任編集

世界を見るフォト・ジャーナリズム月刊誌。今年4月から再創刊。左の写真は創刊3号。フリージャーナリスト達が、現場の「そのまま」を写真を通して伝える。載せてある写真にはどれにも絶句。ページを繰る手が、一つ一つで止まってしまう。写真と文章から成り立つ雑誌。むしろ写真集といってもよいくらいだ。定価820円。